こんにちは!
よつば接骨院の野田です!
今回は、腰痛の男女比についてお伝えしていきます!
一般的に腰痛というのはいろいろな原因で引き起りますが男女差として
男性よりも女性に多い傾向があります。
なぜ女性が多い傾向にあるかといいますと
・ホルモンバランスの乱れ
女性は月経周期や妊娠、更年期などホルモンバランスが変わる時期
が多くこの変化が腰痛を起こす原因になります。
・身体的な違い
女性の骨盤の構造や、筋肉量の違いなどもあり、代謝が悪く、血流があるくなりやすい為
腰痛を引き起こしやすいと考えられます。
腰痛だけでなくほかの症状も出やすいですね・・・
・私生活での過ごし方
これは女性に限らず男性もですが、日常生活でどのように過ごしているのかが
とても重要になります。仕事、家事、寝る体制など、考え始めたらキリがありません。
このようなことから生活スタイルによって腰痛を引き起こしやすい原因となります。
特に女性は痛みが出やすい時期が多いので特に注意が必要です。
また、腰痛は幅広い年齢層で見られますが年齢によって腰痛が引き起る原因が違ったりします。
・10代~20代
若い世代でも腰痛はありますが主にスポーツによる痛み、
またここ最近ではスマートフォンやパソコン等を長時間見ている際に姿勢が悪くなり
腰痛が出てしまうケースが多いです。
腰痛まではいかないにしても身体が丸くなることで将来的に、もしかしたら腰痛を引き起こす可能性も十分ありますので注意してください!
・30代~50代
この年齢層は仕事や家事が忙しく最も身体の負担が増える時期です。
腰痛だけに限らず肩こりや頭痛、様々な症状が出てくるとともに症状が落ち着かない時期にもなります。
長時間の肉体労働、デスクワーク、子育て、などで身体が非常に疲れやすいです。
疲労で免疫が落ち、体調も崩しやすくなります。
また、筋肉や関節の衰えも始まっていくため、姿勢が維持できず腰痛が出やすいので
気をつけてください!
・50代以降
この年代は年齢とともに骨密度、筋力、関節の動きなどがとても低下していきます。
腰痛はもちろん、膝、肩、足首など関節痛が増えてきます。
特に、骨粗しょう症、関節炎といった加齢に伴う疾患が増えるため、
定期的なメンテナンスや検査をしていく必要が考えられます。
このようなことから腰痛は30代頃から発症し始め加齢とともにどんどん増加していくと予想されるため、定期的な運動、十分な栄養補給、睡眠など私生活をしっかり見直し
身体の不具合が最小限に収まるように心がけましょう。
腰痛は男女比、年齢での違いもありましたが男性、女性で
腰痛の出やすい場所も多少異なりますのでお伝えしていきます。
・男性
男性は下位腰椎(腰の下の部分)に出やすいです。
男性は重たいものを持ち上げる作業や、スポーツなど腰にかかる負担が大きいため
腰の下のほうに負担がかかり腰痛に繋がります。
また、下位腰椎はヘルニアが発生しやすい場所でもありますので十分な注意が必要になります。
腹筋や背筋が弱くなってしまうとより腰への負担が大きくなってしまいますので
定期的な運動、トレーニングを行うようにしましょう。
・女性
女性の腰痛は骨盤周り、上位腰椎(腰の上のほう)に多い傾向にあります。
骨盤周りに関しましては、妊娠、出産に関連するため骨盤周りの筋肉や靭帯が痛みやすく
妊娠中や産後のホルモンバランスの変化により骨盤が緩むことで腰痛を引き起こしやすいです。
次に上位腰椎ですが、女性は背骨の柔軟性が男性よりも高く、前屈や、後ろのそりなど
動きが大きい為、腰の上のほうに負担がかかり痛めやすくなります。
特にヨガや、ピラティスを行っていて無理に伸ばしすぎたりすると起こりやすいので
注意してください。
腰痛だけに限りませんが男性女性で同じ症状でも原因や、痛める場所が多少変わってきます。
腰痛は誰にでも起こる痛みになりますので是非参考にしてみてください!
また、予防策としては
・姿勢の保持
長時間の座り姿勢や、立ちっぱなし、作業時等の姿勢は気をつけてください
・定期的な運動
筋力トレーニングや、ストレッチを行うことで腰回りの筋肉の強化、柔軟性を保つ事で
腰痛予防に繋がります。
・体重管理
年々、歳を重ねるたびに代謝が悪くなり太っていく方が多い傾向にあります。
体重が増えるということはそれ以上に体に負担が来ますので
暴飲暴食には十分に気をつけてください!
・物を持つとき、動き出しなどの体勢
ついつい急いでいて勢いよく起き上がってしまったり、
重たい荷物をしゃがまずに持ち上げてしまうと腰に負担がかかり
腰が痛くなってしまいます。
急いでいても動き出し等は十分に気をつけてくださいね!
今回お伝えしたことは、多い傾向にあるものをお伝えしました。
必ずしも当てはまるということはありません。
個人個人によって同じ症状でも原因は様々ですので、
腰痛でお悩みの方、その他のお悩みでも大丈夫です。
気になる方、ご相談だけでも結構です。
ぜひご連絡ください。